
はじめに
こんにちは、いなかつです。今日は「不可能な目標を立てる」ということについてお話しします。
あなたはこんな話を聞いたことがありますか?「6人の子どもと、35人の孫と、75人のひ孫と、10人の玄孫を持つ女性が、93歳の誕生日を記念して飛行機からダイブした」
これを聞いて、どう思いますか?「そんなの無理だ」と思いましたか?それとも「すごい!私もいつかやってみたい」と思いましたか?
この93歳のおばあさんこそ、本当の意味で「大胆不敵」な人です。彼女は「不可能」を可能にしました。今日はそんな「不可能を可能にする」マインドセットについて掘り下げていきましょう。
「不可能」に挑む力
『ヒプノティック・ライティング』の著者であるジョー・ヴィターレの持論は「不可能に挑め」です。彼は「想像できることなら、何だって実現できるはず」と言っています。彼の著書の1つ『宇宙スイッチ』も、この考え方をテーマにしています。実際、ヴィターレ自身もそのような生き方をしてきたようです。
日ごろから大胆な発想をすることが大切です。そして「不可能」な目標を立てて、それを達成した人の話を読むことも重要です。ヴィターレが好んで挙げる例には以下のようなものがあります:
- 陸上で1.6キロを4分で走り切ったロジャー・バニスター
- 人類を月に送り込んだNASA
- 寄付を募るレターで反応率100%を達成したブルース・バートン
- そして先ほどの93歳でスカイダイビングをした女性
こうした話を聞くと、ある真実に気づかされます。できるかどうかは、やってみなければわからないということ。人間に絶対的な限界などないのです。
成功を分けるマインドセット
では、何が成功と失敗を分けるのでしょうか?それは「マインドセット」、つまり物事の捉え方です。
『インポッシブル・シンキング』という本の中で、著者のヨーラム・ウィンドとコリン・クルックはこう言っています。「物事の捉え方は、我々の生活のありとあらゆる面を決定づけている」
つまり、あなたが「これは不可能だ」と思えば、それは本当に不可能になります。逆に「これはできる」と思えば、その可能性は大きく広がるのです。
固定観念を打ち破った実例
実際に「不可能」を可能にした例を見てみましょう。
例えば、インドのアラビンド・アイ・ホスピタルは、たった11床の眼科クリニックから世界最大の眼科医療専門施設へと成長しました。今では年間140万人以上を診察し、20万件以上の視力回復手術を行っています。
驚くべきことに、患者の3分の2は無料で治療を受けられます。有料の患者でも平均7,500円程度しか支払いません。なぜこれが可能なのか?彼らはマクドナルドの経営スタイルをモデルにしたのです。「貧しい人に高品質の医療は無理」という固定観念を打ち破ったのです。
もう一つの例は、ブラジルの「カザス・バイア」です。寝具の訪問販売から始まり、今ではブラジル最大の小売チェーンとなりました。彼らは「貧困層には高額商品は売れない」という常識を覆しました。独自の融資システムを開発し、安定収入のない人たちでも商品を購入できるようにしたのです。その結果、10億ドル以上の利益を上げながら、顧客からの熱烈な支持も獲得しています。
あなたの「不可能」な夢を見つける
世の中のほとんどの人は、本当の意味で大胆になれていません。
「貧困層を支援しても何の利益にもならない」という考え方は、凝り固まったメンタルモデルの一例です。しかし、先ほどの例に登場した人々は、そうした固定観念から抜け出すことができました。
では、あなた自身のことを考えてみましょう。ヒプノティック・ライティングを学ぶことで、何を達成したいですか?あなたにとっての「不可能」な夢とは何でしょう?
絶対に失敗しないと約束されていたら、あなたは何をしたいですか?
- 世界中の人に読まれるブログを書きたいですか?
- 一冊の本を出版したいですか?
- 年商1億円のオンラインビジネスを作りたいですか?
- あるいは、自分の文章で誰かの人生を変えたいですか?
どんな答えでも構いません。大切なのは、自分の夢を明確にすることです。そして、その夢が「不可能」だと思えるくらい大きければ大きいほど良いのです。
実践:あなたの「不可能」な夢を書き出そう
では、実際に自分の「不可能」な夢を書き出してみましょう。紙とペンを用意してください。
頭に浮かんだことをそのまま書いてください。「非現実的だ」とか「そんなの無理だ」という声が聞こえてきても、気にしないでください。むしろ、そういう声が聞こえてくるほどの大きな夢なら、それは良い兆候です。
夢を書き出したら、次にその夢が実現した時の具体的な光景を想像してみてください。どんな感覚がしますか?どんな声が聞こえますか?どんな景色が見えますか?できるだけ鮮明に想像してください。
この作業は、あなたの潜在意識に「この夢は実現可能だ」というメッセージを送ることになります。そして、それがヒプノティック・ライティングの学習においても大きな原動力となるのです。
まとめ
「不可能」な目標を立てることは、自分の限界を超えるための第一歩です。人間は想像できることなら、何でも実現できる可能性を秘めています。
大切なのは、固定観念にとらわれずに物事を見ることです。「そんなことはできない」という思い込みを捨て、「どうすればできるか」を考えることです。
ヒプノティック・ライティングを学ぶ過程でも、ぜひ大きな夢を持ってください。そして、その夢に向かって一歩一歩進んでいきましょう。
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